1995-12-13 第134回国会 衆議院 予算委員会 第6号
○森井国務大臣 年金の生保における保証利率の問題につきましては、御指摘のように運用環境が悪化しておりますので、生命保険協会からは二・五%に引き下げてほしいという要望が出されていることは事実でございます。 経過を申し上げますと、厚生年金基金等が契約をする生命保険の一般勘定契約におきましては、基金財政の安定化の見地から、関係者の合意を得まして、昭和四十一年度に制度が発足をしておりますが、このときは五・
○森井国務大臣 年金の生保における保証利率の問題につきましては、御指摘のように運用環境が悪化しておりますので、生命保険協会からは二・五%に引き下げてほしいという要望が出されていることは事実でございます。 経過を申し上げますと、厚生年金基金等が契約をする生命保険の一般勘定契約におきましては、基金財政の安定化の見地から、関係者の合意を得まして、昭和四十一年度に制度が発足をしておりますが、このときは五・
○森井国務大臣 全国の保健所でありますとか精神保健センターでありますとか、施設がございますが、そういったところに精神保健相談員というのを置いておりまして、この相談員は、精神障害あるいはメンタルヘルスについての知識やカウンセリングの技術を持った職員でございまして、それで信者等に対応していきたいというふうに考えております。 また、過酷な修行と称することが行われたわけでありますが、地域によってはそれぞれ
○森井国務大臣 厚生省は、現代医学に基づいて国民の健康を守っていくというのが基本的なスタンスでございまして、あくまでも現代医学を中心に仕事をしているわけでございます。 今御指摘のような問題につきましては、患者の自己決定権さらに信仰の自由、医師の治療行為に係る非常に難しい問題を提起していると認識をいたしております。 基本的には、患者の自己決定権及び個人の生命の尊厳が尊重されるべきものと考えますが、
○森井国務大臣 厚生省におきまして、本年七月に障害者保健福祉施策推進本部の中間報告を取りまとめたところでございまして、今後、中間報告の方向に沿って施策の具体化を図っていくことにいたしております。 その際、障害者の保健福祉施策について、具体的目標を明示した新たなプランを検討することといたしておりまして、現在、盛り込むべき施策の内容やプランの姿等につきまして、関係方面と協議の上、作業を進めている最中でございます
○森井国務大臣 障害者や高齢者が住みよいバリアフリーの町をつくっていくということにつきましては、極めて重要な課題でございまして、これはもう厚生省だけではありませんで、各省庁と十分連携を図りながら事業を推進をしていくことが極めて重要であるというふうに考えております。 現在、総理府に障害者対策推進本部、先ほど御説明を申し上げましたが、これを設けておりまして、平成五年三月の障害者対策に関する新長期計画に
○森井国務大臣 障害者や高齢者にも住みよい町づくりや住宅の整備等を進めていくためには、厚生省の施策だけではなく、建設省など関係省庁と十分に連絡をとりまして、一体的に施策を進めていくことが重要であると判断をいたしております。 このため、例えばゴールドプランの策定に当たりましては、建設省と事前に協議を行いました。そして、「住宅対策・まちづくりの推進」といたしまして、ケアハウスや高齢者向け公共賃貸住宅の
○森井国務大臣 御存じのとおり、オウム関連施設の中で百人に余る児童が保護を要する状態になっておったということが警察からの通報で明らかになったわけでございます。 当時の報道を私も鮮明に覚えておりますけれども、信者である親が一時保護をしております児童相談所に押しかけていきまして、何とか返せという理不尽なことを言っておりました。警察の通報によりますと、それらの児童は施設の中にあって虐待をされ、あるいは放任
○森井国務大臣 どうも大変失礼しました。 身障者として差別することなく、同じように扱っていく施策をこれからもやっていくべきだと考えております。
○国務大臣(森井忠良君) 今、局長からも申しましたけれども、近年の医療の高度化、あるいはまた技術的にも相当たくさん課題を抱えているわけでございますから、この際やはり看護教育のレベルアップというのは私も御説のように必要だというふうに判断をいたしております。 今御指摘がありましたように、検討会で検討していただいておりますけれども、私の胸の中には、例えば学生にとってみればもう悲願だというふうに受けとめておりますので
○国務大臣(森井忠良君) 高齢者等に対する保健医療・福祉サービスの提供に当たっては、サービスを担う人材の確保が御指摘のように不可欠だと考えております。 このため、従来から、平成四年に制定されたいわゆる福祉人材確保法、さらには看護婦等人材確保法に基づきまして、福祉人材センターの全都道府県への設置を初め、総合的な人材確保対策を行ってきたところでございます。 昨年末に策定されました新ゴールドプランにおきましては
○国務大臣(森井忠良君) おはようございます。厚生大臣に就任いたしました森井忠良でございます。健康や福祉という国民に最も身近で重要な厚生行政を担当することになり、日々その責任の重大さを痛感いたしているところでございます。 私は、これまでの国会議員としての活動の中で長く厚生行政の分野にかかわってまいりましたが、就任いたしまして改めて厚生行政の重要性、幅の広さを認識いたしたところでございまして、このたび
○森井国務大臣 御指摘のように、既にたばこと鉄道、二つの共済年金につきましては独立した制度としての機能をもう失っておりまして、現在、それ以外の年金制度間で財政調整、応援をいたしておりまして、その期限は来年度、平成八年度までとなっておりまして、平成九年度以降はいずれにしてもきちっとしたことをしなければならないということで、せっかく公的年金制度一元化の懇談会で報告書をいただいておりますので、御指摘のように
○森井国務大臣 公的年金の制度の一元化につきましては、先生御承知のとおり、昭和六十年の年金改正におきまして基礎年金を導入いたしまして、いわゆる一階部分の一元化を図ってまいりまして、二階部分についても給付設計の共通化を図ったところでございます。 さらに、今後の一元化の推進につきましては、公的年金制度の一元化に関する懇談会の報告書におきまして、特定の産業や職種のみを対象とした制度が分立している状況は、
○森井国務大臣 厚生省におきましては、御指摘の与党の取りまとめも十分に念頭に置きまして、本年七月に障害者保健福祉施策推進本部の中間報告を取りまとめをいたしたところでございまして、今後、中間報告の方向に沿って施策の具体化を図ってまいりたいと考えております。 その際、障害者の保健福祉施策について、具体的目標を明示した新プランの作成を検討することといたしておりまして、現在、盛り込むべき施策の内容やプラン
○森井国務大臣 老人保健福祉審議会が去る七月に取りまとめた中間報告がございます。その趣旨は、高齢者介護問題を解決するために、高齢者介護サービスが福祉と医療に分立しております現行制度を見直しをいたしまして、公的責任を踏まえて、適切な公費負担を組み入れた社会保険方式のもとで総合的、一体的にサービスを提供する新しい高齢者介護システムというものをつくるために具体的な検討を現在進めていただいているところでございます
○森井国務大臣 先般、厚生大臣に就任いたしました森井忠良でございます。 健康や福祉という国民に最も身近で重要な厚生行政を担当することになりまして、日々その責任の重さを痛感をいたしております。 私は、これまでの国会議員としての活動の中で長く厚生行政の分野にかかわってまいりましたが、就任して、改めで厚生行政の重要性、幅の広さを認識をいたしましたところでございまして、このたび厚生大臣を拝命いたしましたことを
○森井国務大臣 年金積立金の自主運用、先ほど局長から申し上げましたように、累積で、残念ながら七千億円の赤字が出ております。ただ、この制度は、昭和六十一年から始まっておりまして、約十年たっているわけでございますが、調子が悪かったのはここ三年ぐらいでございまして、始まった当時からは好調に推移をしていたわけでございます。やめたらどうかとおっしゃいますが、これはやめるわけにいきません。 今、短期的には、おっしゃいましたように
○森井国務大臣 責任の問題になりますと、法的責任の存否の争いを超えて、社会的、人道的立場から和解交渉を進めなさい、こういうことになっているわけでございますが、御質問でありますから率直に申し上げますと、厚生省としては、最大限の努力はいたしましたものの、結果としてあれだけの被害が出たわけでございますから、そのことを認識をして和解交渉のテーブルに着く方向で努力をしていきたい、こういうことでございます。
○森井国務大臣 御指摘がありましたように、今月の六日夕刻、東京地裁と大阪地裁と同時に和解勧告が出されました。極めて異例だというふうに認識をいたしております。 私といたしましては、この和解勧告に対しまして、その事実を厳粛に受けとめまして、そして謙虚な気持ちでこれから検討してまいりたいというふうに考えておりますが、ほかの大蔵そして法務と私ども厚生省と三者で現在協議をいたしておりまして、東京地裁では期限
○国務大臣(森井忠良君) 出生率の低下の要因とこれに対する対策についてのお尋ねでございます。 出生率の低下の社会的背景といたしましては、先ほど総理からもお答えを申し上げましたけれども、子育てと仕事の両立の難しさ、女性の社会的な進出が著しいものがございますので、そういった面、あるいは育児の心理的、肉体的負担などなどさまざまなものが挙げられるというふうに私どもも考えております。少子化への対応につきましては
○国務大臣(森井忠良君) 新しい高齢者介護システムについてのお尋ねでございますが、高齢者介護問題は国民の老後の最大の不安要因となっておりますので、その解決は国民的な課題だと承知をいたしております。 このような状況を踏まえまして、老人保健福祉審議会において、ことしの二月から高齢者問題について集中的な検討を重ねておりまして、その中間的な取りまとめとして、去る七月、中間報告をいただきまして公表したところでございます
○国務大臣(森井忠良君) 中島先生の御指摘も私十分理解ができます。確かに三百億を超す不用額というのはもう少し細かく分析をして、御指摘のように、一人一人に行くものについてはこれからも是正をしていかなければならないというふうに考えております。
○国務大臣(森井忠良君) おっしゃったように、史上最低の公定歩合になりまして、お年寄りのとらの子の預貯金がそのために思うほど利子が入らない、結果として年一回か二回の楽しみにしておった旅行すらカットしなきゃならぬということにつきましては私どもとしても痛いほどわかるわけでありますが、同時に経済の回復なしには福祉の財源も浮いてまいりません。したがいまして、私どもとしても低金利の時代にお年寄りに迷惑をかけますが
○国務大臣(森井忠良君) 先般、厚生大臣に就任いたしました森井忠良でございます。 健康や福祉という国民に最も身近で重要な厚生行政を担当することになりまして、日々その責任の重さを痛感しているところでございます。 決算委員会の委員の皆様方には、日ごろから厚生行政の推進に格段の御理解と御努力をいただいておりまして、この場をおかりいたしまして厚く御礼申し上げます。 我が国は、二十一世紀の本格的な少子・
○森井忠良君 私は、自由民主党・自由連合、日本社会党・護憲民主連合及び新党さきがけを代表いたしまして、ただいま議題となりました歴史を教訓に平和への決意を新たにする決議案につきまして、提案の趣旨を御説明申し上げます。 まず、案文を朗読いたします。 歴史を教訓に平和への決意を新たにする決議案 本院は、戦後五十年にあたり、全世界の戦没者及び戦争等による犠牲者に対し、追悼の誠を捧げる。 また、
○森井忠良君 脳死を人の死とすると、臓器を提供しない場合でも脳死判定が一律に行われ医療行為が中止されることになるのではないか、これは臓器移植のために死を早めることであって国民の医療を受ける権利を侵すものではないかというお尋ねでございます。 脳死による死の判定は、臓器提供が行われる場合か否かにかかわりなく、三徴候説による人の死の判定と同様、医療の現場において医師が個々の患者について治療方針の決定等医療上
○森井忠良君 金田議員の御質問にお答えいたします。 脳死状態からの臓器移植については国民的合意はなく、原案にこだわらず、十分に時間をかけて国民的合意を図るべきであると思うがどうかというお尋ねでございました。 本法案を取りまとめるに当たりましては、脳死臨調の二年間にわたる調査審議に基づく答申を受けて、超党派の生命倫理研究議員連盟における検討を経て、さらには一昨年十二月には脳死及び臓器移植に関する各党協議会
○森井忠良君 ただいま議題となりました臓器の移植に関する法律案について、提出者を代表いたしまして、その趣旨を御説明申し上げます。 欧米諸国では、既に脳死をもって人の死とすることが認められており、脳死体からの臓器移植は日常的な医療として完全に定着をしており、毎年八千件を超える心臓や肝臓の移植が行われているのでございます。その成績も、新しい免疫抑制剤の開発などにより年々向上しており、多くの患者がこの医療
○森井委員 甚だ僭越でございますが、委員各位のお許しを得まして、奥田前委員長に対しまして、万感を込めて、一言ごあいさつを申し上げます。 奥田前委員長は、昨年八月の特別国会で委員長に御就任以来、この一年間は、政権交代後の議院運営委員長として、非常に難しいかじ取りを強いられたと存じます。私たちも、毎日が試練の積み重ねの思いでありました。特別国会における国務大臣の演説を行うため会期を延長した問題、政治改革法案
○森井委員 庶務小委員会において協議決定いたしました案件について御報告いたします。 第一に、国会議員の歳費、旅費及び手当等に関する法律の一部改正の件でありますが、これは、議員の職務の遂行に資するため交付されている特殊乗車券の利用できる範囲の中こ、新たに寝台料金を含めることとするものであります。 第二に、国会職員法の一部改正の件でありますが、これは、一般職の職員の勤務時間、休暇等に関する法律が制定
○森井忠良君 ただいま議題となりました国会議員の歳費、旅費及び手当等に関する法律の一部を改正する法律案外二案につきまして、提案の趣旨を御説明申し上げます。 まず、国会議員の歳費、旅費及び手当等に関する法律の一部を改正する法律案でありますが、これは、議員の職務の遂行に資するため交付されている特殊乗車券の利用できる範囲の中に、新たに寝台料金を含めることとするものであります。 次に、国会職員法の一部を
○森井委員 平成六年度の衆議院歳出予算の要求について御説明申し上げます。 平成六年度の本院予定経費要求額は、六百六十二億二千二百万円余でありまして、これを前年度予算額と比較いたしますと、四十七億七千万円余の増加となっております。 次に、その概略を御説明申し上げますと、 第一は、国会の運営に必要な経費でありまして、六百三十九億八千五百万円余を計上いたしております。 この経費は、議員関係の諸経費